FC2ブログ

NYの視点:IMM筋の円ポジション増加、9月には根強い円先高感

NYの視点:IMM筋の円ポジション増加、9月には根強い円先高感
15時57分配信 フィスコ

9/1付けのIMM筋の円ポジションは、先週分から買い持ち高が増加した。世界経済回復への根強い見方が円先高感に繋がった。

700億ドル規模の米国債入札が予定されており、ドルの下支え要因となると考えられる。しかしながら、外国中銀の国債購入の鈍化が明らかとなると、逆にドル売り材料となる可能性もある点に注意したい。

歴史的に株価のパフォーマンスが悪いとされる9月入りで警戒感が先行、良好な経済指標であっても良い売り場となってしまう傾向が見られる。個人投資家によるドル買い・円売りポジションが、過去最高水準に達していること、鳩山新政権への投資家の期待などを考えると、9月は円高にぶれ易い環境にあろう。

ロンドンで開催される金融サミットにおいては出口戦略の協調骨組みを討議するものの、実施を時期尚早として世界の景気・金融刺激策の維持を確約する公算。為替は議題にならないとされているが、謝旭人(Xie Xuren)中国財政相はロンドンで記者団に“外貨準備通貨国は通貨の安定を維持する事を確実にすべきだ”と主張するなど、新興諸国のドル資産離れ懸念が再び浮上しドル売り要因となる可能性もある。

謝旭人(Xie Xuren)中国財政相
「中国に回復の基調が見られる」
「景気刺激策による成果見られる」
「他国の刺激策維持を要請」
「金融危機のネガティブな影響は、依然存続」
「世界経済の回復には継続性が欠ける」
「外貨準備通貨国に、通貨の安定を維持する事を確実もしべき。安定維持を要請」

また、米GE社が三菱重工を風力発電の特許侵害をめぐり賠償金を請求、米国際貿易委員会(ITC)は、特許侵害と認定、米国への輸入差し止めを主張しているほか、米企業ベイス社は、ハイブリッド車販売で世界トップのトヨタ自動車に対し、やはり特許侵害をしたとしてITCに輸入差し止めを求める訴えを起こしているなど、保護主義的ニュースが多く聞かれ始めた事も、ドル・円の上値を抑える要因となる。

■ドル・円、来週の注目点

*700億ドル規模の米国債入札
9/8:3年債、380億ドル
9/9:10年債、200億ドル
9/10:30年債、120億ドル

日本円
ネット・円買い持ち:+32,365(9/1)←円買い持ち:+11,647(8/25)(直近ネット円買い持ち最高水準:08年3/25+65,920、04年2/6+64499)(過去最高ネット円売り持ち高:07年6/26-188,077)

ユーロ
ネット・ユーロ買い持ち:+9,017(9/1)←ユーロ買い持ち:+18,171(8/25)(07年5/15:+119,538過去最高)

ポンド
ネット・ポンド売り持ち:-17,518(9/1)←ポンド売り持ち:-7,017(8/25)(07年7/22:直近ネット買い持ち高最高水準+98,366)
スポンサーサイト
category
パグ
RelationEntry

Trackback

http://covercomment.blog76.fc2.com/tb.php/370-404c9b94