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米国の失業率は来年半ばにピーク、10.7%まで上昇、景気二番底も(09/10/3)

米国の失業率は来年半ばにピーク、10.7%まで上昇、景気二番底も(09/10/3)
 アシャ・バンガロアー氏(米運用大手、ノーザントラストのエコノミスト)

 米国の失業率は向こう2カ月の間に10%台に乗せた後、来年半ばにピークを迎え10.7%まで上がる。その後、雇用情勢は回復に向かう。最初にヘルスケアや輸出関連の業種で雇用が増え、最後が住宅関連業種だ。インフレは2011年から12年に顕在化するが、通貨供給量が急速に増えていないうえ、米連邦準備理事会(FRB)は積極的にインフレ抑制策を取るため、インフレのリスクはそれほど大きくはない。むしろ、当局の過度な抑制策が景気の回復を抑え、景気が二重底に陥る懸念の方が強い。もし、景気が二重底に陥った場合は、前回に比べ短期間で抜け出せるだろう。

 住宅市場は価格が今後一段と下落するが、販売数が改善をみせており、底を打った。商業不動産は来年に問題が大きくなり、金融業の回復を遅らせる可能性がある。金融業の回復は来年の半ばからで、完全に回復するのは今から1年半ぐらいかかるだろう。米景気の回復は消費の動向による。中国かインドが国内総生産(GDP)で米国を抜いて世界一になるのは時間の問題で、米国は輸出拡大の恩恵を受ける。ただ、輸出は米GDPの10~11%程度で、国内消費の回復抜きには景気回復は難しい。景気回復には2年間ほどかかるだろう。

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