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[セントアンドルーズ(英国) 7日 ロイター]野田財務副大臣/米財務長官

日本の景気は持ち直しているが自律性乏しい=野田財務副大臣
投稿者:パグ 投稿日:2009年11月08日 (日) 09時22分 No.396
日本の景気は持ち直しているが自律性乏しい=野田財務副大臣


 [セントアンドルーズ(英国) 7日 ロイター] 野田佳彦財務副大臣と白川方明日銀総裁は7日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の終了後に共同会見を行った。
 野田副大臣は、会合で日本の景気について「持ち直しているが自律性に乏しい」とし、景気刺激策からの「出口戦略」を実施する段階ではないと説明したことを明らかにした。白川総裁も会合で、極めて緩和的な金融環境の維持を表明した。
野田副大臣は、G20で日本経済について「景気は持ち直しているが、自律性が乏しく、雇用の厳しい状況が続いている」と説明し、「景気の持ち直しが、国内の民間需要増加や雇用の改善につながるか、今後、十分に注視していく必要があると申し上げた」と語った。
 その上で、これまで実施してきた景気刺激策からの出口戦略に関して「現状では、出口を実施する段階ではない」とG20で発言したことを明らかにした。
 英国のブラウン首相が7日、G20会合で金融取引税の導入を早急に検討すべきと表明したことに対しては「難しい点もいろいろあると思う。論点が沢山あるので、よく検討したい」と語った。
 野田副大臣によると、G20では人民元など為替の問題についての議論はなかったという。
 白川総裁は緩和的な金融環境を維持し、景気回復を支援していく考えをあらためて表明した。G20では「日本銀行としては、極めて緩和的な金融環境を継続し、日本経済が物価安定の下で、持続的な成長経路に復することをねばり強く支援していく考えであることを話した」と指摘。
 さらに、先の金融政策決定会合でコマーシャルペーパー(CP)・社債の買い入れオペを12月末で、企業金融支援特別オペを来年3月末まで延長した上で終了すると決定したことについて、「金融市場の改善度合いに即応して所要の見直しを行ったことを(G20で)説明した」と語った


持続的成長確保するまで景気刺激策継続を=米財務長官


 [セントアンドルーズ(英国) 7日 ロイター] 20カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)に出席していたガイトナー米財務長官は7日、各国の景気刺激措置は景気回復が確実となるまで継続する必要性を強調した。
 一方、銀行がリスクを取りにいく行動を抑える方策としての金融取引税には反対の姿勢を示した。
 ガイトナー長官は、G20閉幕後の会見で「各国にとって引き続き成長が政策上優先事項」という認識で幅広い合意が得られたと述べた。
 10月は10.2%に上昇した米失業率については、「非常に厳しい経済状況」を鮮明にしたとし、高水準の失業率が低下するためには、成長が持続する必要があるとの認識を示した。
 ブラウン英首相は7日、G20に銀行に将来救済する必要が生じた場合のための資金を負担させることをにらんだ税金を課すことについて早急に検討するよう求めた。
 これについてガイトナー長官は、オバマ政権はすでに議会に金融規制改革案を提示していると主張、スカイニュースのインタビューで「日々の金融取引に対する課税は、われわれに支持する用意がない事項だ」と述べた。
 ガイトナー長官の主たるメッセージは、回復が依然ぜい弱で、出口戦略を検討するのは尚早というもの。「政府の政策は民間セクターが主導する成長の架け橋となること」とし、「われわれは現在、その橋の真ん中にいる」と述べた。
 つまり、個人消費と企業投資をけん引役とした成長のチャンスを台無しにすることなく財政赤字を削減するため、当局者は慎重な政策の舵取りが求められるという意味だ。
 長官はG20閉幕時に出した声明で「われわれが尚早にブレーキを踏めば、経済や金融システムを弱め、失業率は上昇し、さらなる企業破たんが起こり、財政赤字の拡大につながる。危機の最終的なコストはより膨らむ」と指摘。
 「回復に寄りかかるのは尚早」としたうえで、「成長が根付き、金融の混乱が収束しつつあるなか、政策上の試練も変わりつつある。最初の段階は緊急救済だった。次の段階は民需、企業投資の促進で、これには継続的な政策支援が必要だ」と述べた。
 G20には、中国やブラジルといった、経済力をつけつつある新興国も含まれる。人民元を狭い変動幅に抑える中国の管理フロート制が世界成長リバランスの取り組みに障害との批判が一部の国から出ていることについて、ガイトナー長官は、中国の為替相場がより柔軟になれば「役立つ」と述べたものの、それ以上踏み込んだ発言は控えた。
 ガイトナー長官は7日夜にワシントンに戻るが、9日には再びアジア歴訪に出発。10─11日と日本を訪問した後、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の会合に出席するためシンガポールに向かう。


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