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軟調もみあい、国内景気の先行き不安などで売り警戒=今週の東京株式市場

軟調もみあい、国内景気の先行き不安などで売り警戒=今週の東京株式市場
投稿者:パグ 投稿日:2009年11月09日 (月) 08時01分 No.398

軟調もみあい、国内景気の先行き不安などで売り警戒=今週の東京株式市場

 [東京 9日 ロイター]  今週の東京株式市場で、日経平均株価<.N225>は軟調もみあいとなりそうだ。機械受注や景気ウォッチャーなど経済指標などが注目され、設備投資や国内消費への不安が強まれば株価の下押し要因につながると予想される。引き続き国内企業の決算発表が材料視されるなか、金融機関の決算発表が集中することから、増資の必要性がポイントとみられている。これらのほかヘッジファンドの決算に伴う手仕舞い売りに対する警戒感が上値を抑えるとの見方が出ている。

 日経平均の予想レンジは9500―1万円
 6日に発表された米雇用統計は失業率が10.2%と26年半ぶりに2ケタ台となったほか、非農業部門雇用者数が19万人減と予想以上に減少した。ただ、雇用者数は引き続き減少幅が縮小傾向にあることや、8・9月分の減少幅が修正により縮小したことが注目され、値を戻す展開となった。米株価はこれを受け小幅高となったが、「無理にポジティブにみている」(みずほ証券エクイティ調査部 シニアテクニカルアナリスト 三浦豊氏)との指摘もある。

 米ダウ<.DJI>が1万ドルを回復したものの、東京市場で日経平均は前週小幅高にとどまり、TOPIXはマイナス圏となったことが市場関係者の波紋を呼んだ。大手証券の株式トレーダーは、日本株と米国株との相関性について「米国株が下げた場合には日本株も連動するが、米国株の上昇にはついていけない」とみている。

 10月以降も薄商いで、日経平均の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)は低下傾向が続いている。日経225オプション<0#JNI*.OS>11月物のストライク価格9750円のプット、コールともに22―23%付近に低下し、動意の薄さを示している。

 9日―13日は、引き続き手がかりが乏しいなか、国内企業の決算発表のほか、9月機械受注(11日)や10月企業物価指数(12日)など経済指標も材料視されそうだ。6日の取引でやや上昇すると機関投資家の売りがみられたが、大手証券の同トレーダーは、そうした売りが週明けも続くとみている。下値ではショートカバーも予想されるが、長続きしないとの見方を示す。

 13日には金融機関の中間決算が集中する。のぞみ証券ディーリング部長の村井隆彦氏は、商業圏の不動産について不良債権化の見方が高まっていると指摘。また、銀行株に関しては「増資が必要になってくるとの見方が強まれば波乱になる」とみている。

 みずほ総研シニアエコノミストの武内浩二氏は、補正予算の執行停止や過去最大の減少幅が見込まれる冬のボーナスなど悪材料が多いなか、国内景気の先行き不安も強まっているとし、「10月景気ウォチャー調査(10日)や同消費動向調査(13日)が悪化すれば、国内消費への不安を強める材料となる」との見方を示す。

 武内氏は、需給面では「ヘッジファンドの決算に伴う手仕舞い売りに対する警戒感が相場の上値抑制要因になるだろう」と指摘する。

 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)


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