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ドル買い戻しの動き継続=外為オンライン

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9時33分 現在 88.88円

ドル買い戻しの動き継続=外為オンライン
9時25分配信 サーチナ

◆NY市場

 NY市場では欧州市場の流れを受けドルが買い戻され、これまで弱含んでいたユーロ、豪ドルに対して大幅に上昇。ユーロ、豪ドルはともに2週間ぶりの安値近辺まで売られたものの、引けにかけてはやや強含んだ。円は依然として方向感のないまま、しかしやや円高傾向に。引け値では88円台後半と約1カ月ぶりの水準に。クロス円の売りに押される格好で円買いが優勢となった。株式市場はやや軟調で小幅続落。株式が軟調だったことで、債券相場は上昇し、金利は下落。金相場は続伸し、史上高値更新中。

 ドル・円 88.85 ~ 89.14
 ユーロ・円 131.81 ~ 132.44
 NYダウ -14,28 → 10318.16ドル
 GOLD +4.90 → 1146.80ドル
 WTI -0.74 → 76.72ドル
 米10年国債 -0.028 → 3.370%

◆本日の注目点

 欧  11月ユーロ圏PMI速報値
 米  10月中古住宅販売件数

 円45ポント、ユーロ134ポイント、豪ドル154ポイント……。先週金曜日一日に対ドルで動いた値幅です。この値幅が、円がいかに方向感がなく市場参加者もポジションを取りにくいかを端的に物語っています。先週末はドルが主要通貨に対して買い戻され、欧州からNY市場の午前中にかけてはその動きが特に加速し、ユーロ、豪ドル共に11月4日以来となる1.48ドル目前と、0.90ドル台半ばを記録しました。一部に、決算を控えたヘッジファンドがリスク資産を活発に売り戻している、との声もありました。豪ドルは8時間足まで短いチャートでは下値のサポートを割り込み、足許では日足の雲がサポートする0.9020ドルあたりが抜けるかどうかが注目されます。この水準が抜けると今年の春先から続いてきた上昇トレンドに変化が見てとれ、流れが変わる可能性があります。従って、注意しなければならいないレベルです。先進国ではいち早くリセッションから抜け出し、10月11月と2カ月連続で25bp(ベーシス・ポント)の利上げを行ってきたオーストラリアです。景気の先行きについては不安はないものと思われますが、利上げを見込んでのポジションの偏りが引き起こした「調整」と観ていますが、ここは相場の流れにも注意し、相場観はフレキシブルに持つことが肝要かもしれません。

 円の88円台での引け値は10月9日以来のことで、依然として緩やかではあるがやや下値のリスクが高いと思われます。政府が正式に「デフレ宣言」を行う中、日銀は先週末開いた金融政策決定会合では予想通り政策金利を据え置き、景気は「持ち直している」として3カ月連続で情勢判断を上方修正しました。このことが直接為替相場に影響を与えているとは思えませんが、ドル円の上値は先週より確実に切る下がっています。目先は先週同様88円50、そして10月に記録した88円01銭がターゲットということになります。その際、ドル円単独の動きだけではなく、クロス円の動きにも目配りが必要となります。上述のように、ユーロ、豪ドルなどは対ドルで円の3~4倍もの値動きがあります。それに伴ってクロス円も大きく動きことが予想されるからです。

 先週半ばまでは米株式市場(欧州株式市場も同様)の上昇を背景にリスク資産が買われてきました。その結果、ユーロ、豪ドル、カナダなどの通貨は年初来の最高値近辺で取引されていましたが、株式市場がやや調整の色を見せると、利食いの巻き戻しが起こり上記通貨も利益確定の売りに押され急激に値を下げています。今後調整色を強めもう一段ドル買い戻しが起こるのか、再び「リスク選好通貨」が切り返して上昇するのかはNY株式市場次第です。(執筆者:佐藤正和・外為オンライン 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
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